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百間山渓谷は一生分の吊り橋を渡れるかもしれない。

2023.06.26

観光

百間山!もののけ姫の山中の様な神秘的光景に出会う旅。
吊り橋好きにはたまらないコースをご紹介。

さて、編集部本田が軽い滑落を起こして死にかけた(記事を読んで対策を!)百間山渓谷をトレッキングしてきました。

百間山事前確認点は、
・道中にトイレありませんので、百間山入口駐車場で!
・自動販売機もありますので、お水持ってなければ買っておいてください!
・そこそこマニアックなスポットなので人全然居ません
・熊出没注意の看板があるので、鈴かスマホで音楽流すとか?事前対策した方がいい
・一応途中に休憩用の小屋っぽいのがありますのでお弁当なんかはココで


田辺市街地・白浜付近から一時間程度で入り口に付きますが、道中にもサッと車を停めれる見所もありますので、この記事が参考になれば。

細かい事は良いから1分で教えて!という方は見出しから「◆まとめ◆」まで飛んでください♪

和歌山の王道観光マップはコチラ

雨の日マップはコチラ

道中の見所(合川ダム)


停車可能な展望台があるのでこちらでふわっとダムを望む。

ここで百間山に向かうテンションを密かに高めてください。
特に「どうやって作ったんやろなぁ~・・・」なんていう解を求めない呟きは誰にも迷惑をかけないのでオススメです。

ちなみにレンタルボートでフィッシングなんて遊びもできます。
キナン観興さんのWEBへ

道中の見所(一車線の結構高い橋)

橋を渡った所に頑張ればなんとか停めれます、混んでなければ頑張って停めて橋を歩いてみるのも景色が良くて良いですよ。


コチラでも「地元の中学生ぐらいなら度胸試しで飛んだりするんかなぁ~」と解を求めない呟きは「そうやねぇ~」と答えるぐらいしかなく誰にも迷惑をかけないのでオススメです。

道中の見所(結構高い吊り橋)

上の橋を車で渡って1~2分で右手に結構高い吊り橋を発見する事かと思います。
コチラはオススメ。高いです。小麦橋というそうです。

コチラでは「ちょっとお前渡ってみろってー!」とキャッキャできます。
※僕は怖かったのでやめておきました


看板

ちなみに橋を渡ると野鳥観察なんかが出来るそうですから、結構な自然美が楽しめるのかもしれません。
※どなたか行ったら紹介したいので写真ください

道中の見所(三豊神社)

更に車で20~30分?進むと左手にまたまた吊り橋が見えてきます。
こちらは三豊神社と言いまして、普段ならスルーする感じなのですがこの吊り橋を渡っていくというのにくすぐられまして立ち寄り。
車を停めて数分で見れますのでぜひお立ち寄りください、杉の木の迫力が中々です。



そして更に車で10~20分走ればついに百間山渓谷に。

百間山前半(オススメルート)

こちらの駐車場は結構広いので満車なんて事はまずありません、そして”大切な事”ですが
・道中にトイレありませんので、ここで行っておいてください!
・自動販売機もありますので、お水持ってなければ買っておいてください!
・そこそこマニアックなスポットなので人全然居ません
・熊出没注意の看板があるので、鈴かスマホで音楽流すとか?事前対策推奨
・一応途中に休憩用の小屋っぽいのがありますのでお弁当なんかはココで

※僕は結構色々行きますがまだ熊は見たことないです

この5点に注意しつつ、さて百間山渓谷に入山!
開始5分で早速下山したくなる様な看板があります。

が、ドキドキしながら進んで行くと最高すぎる景色が待ち構えておりますよ♪

景色が良すぎて「うわぁ~!!」と自然に言ってしまいます。

360度画像一枚で5枚程度進む事ができます、並べておきますので雰囲気をお楽しみください。
駐車場~最初の付近

この辺りまで来ると水の綺麗さに度肝を抜かれ続けます。
ぜひ水も触ってみてください、冷たくて気持ちいいですよ~。
飲めそうやなぁ~」と思ってしまいますが、エキノコックスという寄生虫にやられる可能性があるので飲んではいけません。
上流で鹿とかがフンしてたりするかもしれませんし。

画像:かやの滝から亀の峡辺り



画像:こさめ渕付近


画像:藤の中島付近


画像:猿渡り


画像:休憩所~帰り道付近

帰り道はこの辺りから!
もう少し進んで犬落の滝までは軽く行けます

画像:夫婦滝付近


画像:犬落の滝(私的前半の終点)


ココが大切!!
この先の犬落の滝の後から急に道が険しく(ここまでもやや険しいですが)なりまして、道も結構迷いそうになります。
※基本川沿いに進めばいけますが、どれが道なのか分からないです笑

オンラインリゾート編集部としてオススメできるのはこの帰り道で帰るか犬落の滝で少し戻って帰り道に向かうコースとなります。
この先も含めてずっと行こうとしたのですが・・・・、とんでも体験が待ち受けておりました(次の項目からご紹介)。

百間山後半(健脚コース)そして滑落へ。

さてさて、普通の観光コースとしては前項までかと思っています(ここから先は道が分かりにくすぎてやや登山要素が入ります)が、後半を行くメリットはなんか怖いので吊り橋効果でメンバーの絆が深まる事と、なんといっても”夜明けの釜”やら”釜王の釜”なんていう中学生男子が好きそうな名称のスポットが素敵すぎて見てほしいのと、サンショウウオがその辺に普通に居ます。

一瞬ヤモリかと思いました。え、ヤモリじゃないよね?

また、蜘蛛の巣にかかったでっかい蚊がもがいてる様な理にかなってない飛び方をする奇妙な虫と至近距離で触れ合えます。
前半はここまで身近に触れ合う様な事はなかったです。

行くかどうかは・・・、どうぞ360度画像でご確認くださいませ笑

画像:後半戦道なき道



画像:お目当て夜明けの釜(5枚目)


画像:釜王の釜(二枚目)~行き止まり


行き止まり!?
え?






行き止まり??



3時間ぐらい歩いてきた気がするんですけどほんまに??




残念ながら本当でした・・


いやいやもっと手前に貼ってよそれ!!!!!
「せめて帰り道のとこ、いや熊に注意の所やろ!!」と全員思いつつも(これ見た大塔観光協会さん、対応お願いします笑)、不満をいうと歩けなくなりそうなのでテンションを上げつつ

選択肢が
①千体仏を見て道路に出て帰る
②戻る
③山頂を目指す


という現実を目の前に、ゼーハー言いながら登ってきて”行き止まり”というレベル上げした後に停電した様な状態で山頂に向かう気はしませんでしたので、戻る訳ですが・・途中縄とか柵に捕まってアクロバティックに登ってきた所を下るのか・・・。
どうしよ・・と思ってトレッキングメンバーの顔を見ると全員同じ顔をしてました。

そして下り途中の石段で案の定私が滑って滑落・・・直後30秒程痛すぎて動けませんでしたが幸い打ちどころが良すぎて無事です。
もし歩けなくなってたら電波もないし・・・ヘリコプターで救助とか要請したら数百万かかるんかなぁ・・などとドキドキしました。
※小雨で濡れてたのもありますが、ここの下りは危ないです本当に!

崩落なのでその内通れる様になるかとは思いますが、後半はそれでもやや健脚向けとなります。

さてさて、あとは帰るだけなので特に写真も撮っておりませんが、ルートにある帰り道まで来れば後は楽!
総論ですが行き止まりで来た道を帰るしかなくなって滑落した思い出を引き算して、”オススメルートは犬落の滝を見て帰る!”とさせて頂きます笑

まとめ

・小麦橋という吊り橋が高すぎて怖くて向こうにいけない(野鳥観察ができるとか)
・三豊神社も数分で楽しめるので行ってみてほしい!
・オススメの帰り道コースで2~3時間
・全部回れば山道3~4時間、道路1時間
・結構マニアックな観光スポットなので全然人居ない
・自然美は熊野古道より素敵!
・推定推奨年齢10~60歳
・百間山渓谷に行く前に吊り橋が結構あって車も停めやすいから立ち寄り推奨!
・途中にトイレはないので駐車場で行っておく
・熊出るかもって書いてるので鈴装備かスマホで音楽でも流しながらトレッキング推奨
・犬落の滝以降は道がどれやら分からなくて手を使わないと登れない道になる
・最後に、山の天候は天気予報当てにならないので本気で注意!

以上、思い出に残る百間山渓谷の旅でした。
景色は中々見る事ができない自然美が素晴らしすぎるので、事前情報を確認の上ぜひ行ってみてくださいね~。

オススメ観光マップ!

以上、南紀白浜在住本田が地元目線でご紹介。
皆様の観光の御役にたてると幸いです。
オンラインリゾート編集部 本田