例年の見頃:11月下旬〜12月上旬
救馬渓観音は、厄除けの観音様として名高く、紀南地方で最も古い厄除霊場です。約1300年前に修験道の祖「役の行者(えんのぎょうじゃ)」によって開かれたこの地には、参道沿いに約500本のカエデが植えられ、秋には鮮やかな紅葉が参拝者を迎えます。
観音様の名前の由来は、約600年前の伝説にあります。「小栗判官(おぐりはんがん)」が湯の峯温泉へ向かう途中、愛馬が病に倒れましたが、救馬渓観音に祈願するとたちまち回復したことから「馬を救った観音様」として親しまれるようになりました。